とろろこんぶろぐ

かけだしR&Dフロントエンジニアの小言

なぜ人は不安になるのか考察してみる

不安に感じやすい人へ

僕は何事にも不安に感じやすい人だけど、それに対してどういう考え方で行動しているかという話をしたので、ここにそのときのことを書き残しておく。

人は誰しも不安になる

まず「不安」を感じない人はいない。誰しも不安を感じたことはあるし、その気持ちは共感できうる。

しかし不安になってしまうことによって、精神的にまいってしまったり行動を抑制してしまったりすることがある。

じゃあ不安にならないようにしよう、と思ってもなかなか簡単に考え方を変えることもできないし、大体の場合は 漠然と未来に不安を抱えている パターンなので、不安を振り払うことが難しい。

なぜ不安になるのか?

単刀直入にいうと、自分にとって 「未知であること」 がゆえ 「信用できないから」 だと思ってる。 何を信用できないのかでいうと大きく2つあって、「(1) 自分を信用できない」と「(2) 他人や環境(つまり自分以外のこと)を信用できない」の両方であることが多いと思う。

(1) 自分を信用できない、つまり 自信がないこと で人は不安にある。自分はやりこなすだけの能力がない、だからできないかもしれない、やれないかもしれない。そういった考えが浮かんでしまうと不安になりやすい。

(2) 他人や環境(つまり自分以外のこと)を信用できない場合にも不安の感情は発生しうる。他人の考え方やその場所と環境が自分には合わないかもしれない、思っているよりも邪悪な考えを持つ人かもしれない、もしかしたら劣悪な環境かもしれない。そう思ってしまうとなかなか不安から抜け出せない。

例えば、大学生の頃に「自分はちゃんと就職ができるだろうか」という漠然とした不安を抱く人は多い。このときどうして不安になるのかを紐どいていくと、(1) 自分のような能力でいい会社に就職ができるんだろうか?という自信のなさ、と (2) 自分が候補にあげている会社は本当に良い会社なんだろうか?という不信感、この二つからきている不安なのかもしれない。

不安を減らすためにはどうすればいいか?

できる限りの不安材料を減らすことが必要で、基本的には「未知であること」がゆえに不安になるので、まずはきちんと 知ること が大切だと思う。

何を知るべきかでいうと、(1) 自分自身を知ることと、(2) 不安に思う対象について知ること。

自分は何ができて何ができないのか、何が足りていないのか、何が足りていれば自信になるのか。もしくは自信になるようなことはあるか。これなら強みになる部分は何かないのか。自分自身についてきちんと知ることが大事だと思う。そうすることによって、「なぜ自分は自信がないのか」 がわかるようになる。そうすればもう答えは出ているようなもので、「自信をつけるためには何をすればいいか?」が見えてくる。そうすれば努力あるのみで、自信がつけばつくほど反比例して不安は減っていくと思う。

もう一つは、不安に感じることに対してきちんと調べてみる。就職活動で言えば、会社情報を調べたりOB訪問して社内の情報をできる限り調べるように、情報を集めることが必要になる。この時に大事なのは、「自分は一体何を知ることができれば信頼することができるのか?」 ということ。例えば、業績かもしれないし社内の雰囲気かもしれない。そういった情報をきちんと知ることができ、信頼することができるようになれば自ずと不安は減っていくと思う。

まとめ

人は誰しも不安になるので、不安はなぜ起きるのか、そしてそれにどう対処しているかについて自分の考えを書き連ねてみた。 個人的に特に大事なのは「自分を信じること」だと思っていて、他人を信頼することは大切なのは間違いないが、そうかといって完全に信頼するのはとても難しい。よく「信じられるのは自分だけ」といった言葉を聞くが、あながち間違いではないかなと思っていて、「自信をつけること」、そのために努力し続けること、はやめてはいけないんだろうなと思っている。