とろろこんぶろぐ

かけだしR&Dフロントエンジニアの小言

1ヶ月お休みをもらってやってみたこと

会社から1月の1ヶ月間公式にお休みを頂きました。 やってみたことを挙げていきます。

自身の備忘録で、技術的な話はほぼ出てこないので、読んでもらっても基本得るものはないと思います。

ただ、もしかしたら誰かの何かに役立つかもしれないので、書き残しておきます。

前提

  • 自分:会社員。エンジニア。
  • 妻:会社員。妊娠後期。
  • 結婚しています。
  • 夫婦ともに在宅ワークをしています。
  • 妻は妊娠しており、春頃出産予定です。
  • 両実家が遠く現在は二人のみで賃貸マンションに住んでいます。
  • 時期が近づけば妻実家にて里帰り出産予定です。

専業主夫

まず一番大きな時間をかけたのは専業主夫業です。 炊事、洗濯、掃除、買い物等、 妊娠しながら働いている妻をサポートするため、 基本的な家事はほとんど行うようにしました。

正直、思ったよりも大変でした。

これまでも家事は分担していたし、 たかが大人二人分だけなので、 仕事がなければ一人で全部やるのも楽勝だろうと高を括っていました。

妻が在宅ワークなので、両方のお昼ごはんの準備が必要になること。 妊娠後期になってくると、食事の量は減るが回数は増えること。 妊婦が食べてはいけないものの考慮する必要があること。 洗濯、ゴミ捨て、日用品の整備、食料調達のタイミングと順序などなど。

結局妻に手伝ってもらいながらやることになってしまいました。

ただ1ヶ月も経つとルーティンの効率化ができて、 少しだけ可処分時間を増やすことができました。

個人的には専業主夫やってとてもよかったです。 自分は向いてるなとさえ思いました。 退職して専業主夫として生きていく道も今後の選択肢に入れました。

ちなみに何が楽しいと感じたかと言うと、家事を個々のタスクに分解したサービス設計だと捉えると、 フロー効率を高める作業を永遠にやり続けられるから だと思います。

もう少し具体的に言うと、例えば料理がわかりやすいです。 毎日カレーライスだけを作ることにしてしまえば、作業もルーティンワークになるし、作り置きもできます。 しかし、ユーザーは毎日カレーでは飽きてしまいますし、栄養が偏ります。 その日によって嗜好の変化がある不確実性が高いユーザーに対して最大限の UX を提供しつつ、 フロー効率を高めて自身の可処分時間を増やすにはどうすればいいか考えるのは、僕は楽しかったです。

奥さんにほぼ任せているエンジニアは、一度全部やってみた上でフロー効率を改善してあげると喜ばれるのでは?と思いました。

世の中の子供がいる主婦様方を本当に尊敬しました。 今後は子供が増えるのでもう少し働き方を考えないといけないなと思いました。

英会話

オンライン英会話をはじめてみました。DMM英会話です。 毎日1コマ(25分)はやるようにしようと心がけました。

結果 750 分間やることができました。30日分ですね。 f:id:ka2jun8:20220131131831p:plain

お察しの通り、毎日はできませんでした。 何とかこれでも自分を鼓舞した方ですが、モチベーションが続かなかったです。 これは人それぞれだと思うのですが、たかだか1ヶ月間では、 英会話を楽しいとは思えませんでした。

初対面の人と話すのが苦手なので、英語かどうか関係なく、 緊張してしまってうまく思ったことを話すことができません。 さらにその上英語になるので、より一層会話することが億劫でした。

先生が良かれと思って教材から外れたことをラフに聞いてくれるのですが、 その瞬間、パニックになって思考停止してしまっていました。

何日間かやっていると「教材のこなし方」に慣れてしまって、 25 分を無難にこなすための英語力 は身につきました。

もちろん良かったこともあります。

中学英語レベルくらいは 思い出すことができました。 逆に言うと、中学英語レベルですら忘れていたことに驚きました。

また、日常会話的に言おうと思って言えないのは単語を知らないからなんだなと思いました。 毎回1フレーズくらいは「ああ、これってこうやって言うんだ」と思うので、 今後使えるかどうかは置いておいたとして、毎日1単語・1フレーズ学べました。

あとは、自分はそういえばコミュ障だったんだなということを思い出せました。 最近家から出てなくて新しい人とも大してしゃべってなかったので、忘れていました...。

コミュ障という言葉にしてしまうと何がストレスなのかわかりづらいので言語化すると、 コミュニケーションというサービスに対して僕自身の SLO エラーバジェットの許容度が極端に低いのだと思います。

つまり相手からのリクエストに対して 200 OK を返したいのに、 自分ではうまくレスポンスを構築できず 400/500 系が返ってしまうことへのストレスが、 おそらく人よりも大きいのではないかと思います。

他人のことはわかりませんが、エラーバジェットの許容度が高い、つまり 「まあコミュニケーションミスってもよくあるよくある仕方ない」と思えるくらいの SLO なら、 もっと生きやすいだろうと頭ではわかるのですが、心がついていきません。

とにかく相手のがっかりした表情や残念がる表情を見たくないのです。

そのためリアルタイムな同期コミュニケーションだとリアルタイム性が求められ、うまく答えられないときのストレスを感じやすいから避けたいのです。 非同期コミュニケーションの方が SLO を高く保ち続けやすいので、オンラインに逃げがちになっているのだなとわかりました。

ジム

前々から健康のためにジムに通おうと思っていたので、最寄り駅の近くのジムに申し込みました。 誰しもそうなんだと思うのですが、最初は毎日通おうと思っていました。 そのため、コースはいつでもジムに行けるコースにし、最初だけパーソナルトレーナーをつけて器具の使い方を教わりました。

実際に始まってみると、当日から翌日にかけて体が辛くて2、3日おきにしか通えませんでした。 個人差があると思いますが、僕の場合翌日から筋肉痛がつらいのはもちろん、頭痛や腹痛が出てしまいました。 原因は不明ですが、そこまでハードワークにしなくても起きてしまったので、体質なのかなと思っています。

あとはコロナ拡大によって、ジム施設に行くのが怖くなってしまいました。 筋肉痛だけが問題なら社会復帰してからも通えるかなと思ったのですが、 それ以外の問題があるので2月以降はちょっと難しいかもしれないなと思いました。

ちなみに、入会時と1ヶ月後の体組成計を見比べましたが、変化はありませんでした。 あんなにしんどかったのに...。

新居探し

子供が産まれることもあり、もう少し広い家に住み替えることを検討しました。

賃貸か購入か、購入する場合はマンションか戸建てか、戸建ての場合建売か注文住宅か、があります。 あとは、場所をどのあたりにするか、お金や今後の生活を考えながら、検討しました。

ハウスメーカーの注文住宅相談会やモデルルームの見学など、不動産には10社程度1〜2回話をしました。

まだ結論は出ていません。

分かったことは、

  • 家が高すぎて買うの難しい
  • 考えることが複雑すぎて難しい

家買うの難しすぎるということでした。

何が難しいのかというと、 賃貸と購入を比べると購入の方が良いことは自明なのに、 購入になると不確実性の高く将来的な負債が残る可能性が高い からです。

いろいろ考えたことを忘れないうちに別で記事に残しておこうかなと思っています。

ちなみに、ローンシミュレーションは他のサイトでいいのがなかったので自分で試算ツールを作りました。

life-planner.vercel.app

カジュアル面談

せっかくの機会なので、カジュアル面談を行いました。 現時点で直近の転職の意思はないことを前提に、カジュアルに他社の話を 10 社ほど聞かせていただきました。 小さめのところからある程度大きいところまで、できる限り幅広く聞きました。

分かったことは、僕は 事業への魅力よりも技術的な裁量の大きさに魅力を感じるタイプ なのだなと思いました。

こちらもいろいろ考えたことを忘れないうちに、 別で記事にしようかなと思っていますが、書いていいのか分からないこともあるので、 パブリックにはせずに興味がある方に共有する形にするかもしれません。

興味がある方は別で教えてください。

開発

本当は普段使わない、育てることができない開発スキルを強めたい気持ちがありましたが、 上に書いた通り、ほかに優先してトライしたことがあったので、なかなか時間を有効に使えませんでした。

本当に多少やったことで言えば、

  • deno + aleph.js の素振り
  • remix + tailwind の素振り

くらいです。

ざっと触ったくらいですが、 remix はプロダクションレディなものに感じました。 deno はもう少しという感じですが、だいぶ迫ってきているなと感じています。

趣味

本当は、もっと本を読みたかった!!!...です。 積読がたくさんあるので、 どのくらい消化できるか楽しみだったのですが、 全然ダメでした…。

これは僕自身の気持ちの問題で、 「やることAとやることBがまだ終わってないのに、読書なんてしてていいんか?」 と、もう一人の自分に詰められるので、 心をリラックスさせて本に向き合うことができませんでした。

悔しい...。

その他

あとは子供が産まれるための準備をしていました。 そうは言っても、名前を考えたり、必要なものを買い揃えはじめる程度です。オムツください。

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以上です!

仕事から離れたら仕事がやりたくなるとか、開発がしたくなるとか言われていましたが、 実際には「開発はしたくなったけど仕事はしたくはならなかった」です!

もっといろいろやりたかったことはありましたが、 1ヶ月で十分お休みをいただいたので、 社会復帰したらまた頑張って働こうと思います!